人の体は使わなければ衰えてしまう?

健康

肩の痛みと鍼治療の効果

3、4年前のことだったでしょうか。突然、左肩に痛みを感じ、腕を抱え込むような動作ができなくなってしまいました。
痛みがあったので、しばらく動かさずに様子を見れば、そのうち治るだろうと思っていました。しかし、一向に良くならず、病院にも行きましたが、改善の兆しは見られませんでした。

そんなとき、「評判の良い先生がいる」とすすめられ、恐る恐る鍼(はり)治療を受けてみることにしました。
問診の際、先生に「痛かったので、しばらく動かさずにそっとしていました」と伝えたところ、「痛くても動かさないと、全く動かなくなりますよ」と言われました。
さらに、「まだ動ける状態なので良かったですが、もう少し早く来ていただければ、より早く回復できたかもしれません。完全に固まってしまうと、治療が難しくなることもありますよ。」とのことでした。

鍼治療は初めてで、少し痛みを感じることもありましたが、なんと1回の施術だけで、まったく動かなかった左肩が驚くほど動くようになりました。
結局、数回ほど通院し、最終的には完治することができました。

ただ、これはあくまでも私の体験談です。
誰にでも効果があるわけではなく、体質や症状によって合う・合わないがあるようです。

高齢者の手術後に待ち受ける歩行の壁—歩けなくなる恐れとは

3年ほど前、80代になる父が内臓疾患のため手術を受けました。手術に際して、医師からリスクや手術後の説明を受けた際、リハビリのためにしばらく入院が必要であると言われました。この「リハビリ」という言葉に驚きを感じました。

幸いにも手術は問題なく成功し、術後の経過も順調でした。しかし、術後に長期間横になっていたことで足の筋肉が衰えてしまいました。その結果、以前は杖なしでもかろうじて一人で歩くことができていた父が、現在は歩行器(サークル)に頼らなければ歩けなくなりました。

それでもリハビリのおかげでここまで歩けるようになったことを考えると、まだ良かったのかもしれません。かつて「高齢者が足を骨折すると命取りになる」と耳にしたことがありますが、これも同じような状況だと痛感しました。

結局、人間の体は使わなければ衰えてしまうものだということを改めて実感しました。

もちろん、他にもさまざまな健康上の問題や特別な事情を抱える方が多くいらっしゃることは認識しています。

10年後の健康を守るために今できること

60代で歩けていても、70代で同じように歩けているとは限りません。しかし、60代で走ることができていれば、70代でも同じように歩けている可能性は高まると思います。

ただ、大切なのは無理をせず、楽しみながら続けられること。ジョギングが難しければ、テンポを変えたウォーキングや坂道を取り入れたり、軽い筋トレを組み合わせたりするのも良いかもしれません歩き方ひとつで、未来の自分の姿が変わっていくかもしれませんね。

犬を飼ってみるのもアリ?

ジョギングやウォーキングが体に良いと分かっていても、習慣化するのは難しいものです。

もし動物が好きなら、思い切って犬を飼ってみるのもひとつの選択肢かもしれません。
ちろん費用はかかりますが、犬との暮らしは日常を大きく変えてくれます。

ほぼ毎日散歩に連れて行かなければならないため、自然とウォーキングの習慣が身につきます。三日坊主で終わる心配もありません。

犬について語り出すと長くなってしまうので、その魅力はまた別の機会に。

10年後の自分、そして家族のためにも、いつまでも健康でいたいですね

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